水戸市飲食店開業サポート6(開業に必要な細かい事)

今回は開業する上で必須ではないけれど、やっておいた方がいい事を列挙していきます。人によっては不要な物もあると思いますが、参考までに。

「仕事用の銀行口座とクレジットカード」

口座とクレジットカードはプライベートと分けた方が絶対楽です。さらに銀行口座は融資を受ける予定の銀行にしとくと楽です。ついでにクレジットカードはポイントのつきやすいものがいいです。オープン準備で色々買い物をする事になるんですが、例えば買い物を楽天に絞ってさらに楽天カードで支払えばえぐいほどポイント貯まります。

「インターネット回線はお早めに」

当店は光回線を引きました。内装がある程度できてから2ヶ月位かかりましたねー。オープンに間に合いませんでした。光にした理由は、プラス500円で固定電話も使えるようになるからです。固定電話の番号があったほうがプロっぽいじゃないですか。携帯で充分!ポケットWi-Fiで充分!って人は不要です。ちょっと高いですしね。

「ドメインの取得」

ドメインって何?という方もいると思うので軽く説明します。オリジナルのメールアドレスを作る際に必要な物です。メールアドレスって「○○○○@gmail .com」こんなんですよね。このうちの@より右側の部分がドメインです。ドメイン販売会社で売ってます。年間利用料がかかるので、どちらかというとレンタルですね。料金はピンキリで、カッコよさげなのは高いです。gmailでいいや!って人は不要ですね。

で、ドメインを取得するとメールアドレスが作れます。@より左側に好きな文字列をつけて作ります。たしか同じドメインで10個位作れたと思います。さらにホームページも作れます。アメブロでいいやー、って人はやっぱり不要です。ただ固定電話と同じでプロっぽさというか、信用度は上がります。

「会計ソフトの用意」

銀行口座とクレジットカードと一緒に早めに用意した方がいいです。オープン準備でも色々買い物します。文房具も買うでしょう。交通費もかかります。それらも経費にできます。私はクラウド型会計ソフトを利用しています。スマホでも使えるので便利です。

「レジ」

レジというかクレジットの登録ですね。レジ自体は買ってくればすぐ使えますが、クレジットが使えるようになるまで時間がかかります。これも早めが良いです。私はエアレジを利用しています。クレジットもQR決済も含まれてますし、会計ソフトとも連動してくれます。iPadも貰えました。オールインワンでめちゃ楽です。

「マイナンバーカードとICカードリーダー」

飲食店をやっていると色々な届出を出す事になります。役所って平日の昼間しかやってないのでちょっと面倒なんですよね〜。そこで便利なのがイータックスとエルタックスとイーガブ!ネット上で届出が出せるので時間を選びません!ちなみにそれぞれ取り扱う届出が違います。

イータックスは確定申告や所得税関連

エルタックスは支払った給与や固定資産税関係

イーガブは労働保険関係

これらを利用するのにマイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。カードリーダーは普通に電気屋さんで売ってます。

直接役所等に行ったり、行政書士や税理士に任せるなら不要です。

「Googleマップへの登録」

これもまあまあ時間かかります。申請してから店舗の確認に来るみたいなので、ある程度内装ができてから申請しましょう。

「アルバイト募集」

これも当然早い方がいいです。応募が少なそうな業態(ラーメン屋とか居酒屋)は長期間募集をかけなきゃですし、逆に当店みたいなダイニングバーは応募が多いので精査する時間が必要です。

次回に続きます

水戸市飲食店開業サポート5(開業までのざっくりな流れ)

今回は開業までの流れの話です。細かい話はしないので、総論みたいな感じですね。

絶対に必要な事を列挙していきます。業態によって変わりますので、あくまでダイニングバーの場合は、で話を進めて参ります。

「店のイメージを思い描く」

これをしないと何も始まりません。ここで創業計画書を作っちゃった方がいいです。店名も仮でいいのでつけときましょう。

「銀行に相談」

創業計画書を持って行きましょう。一度担当の方と話をしておけば今後がスムーズです。

「不動産」

物件を決めます。入居費用を出してもらいましょう。内装業者が決まるまでは仮予約的なものができると思います。

「内装業者選定」

私の場合、ネットの広告に出てる安い業者は取り合ってくれませんでした(忙しかったのかな?)最終的には知り合いに紹介してもらいました。厨房機器や看板なんかもやってくれるなら頼んだ方が楽です。別の業者にするなら別途打ち合わせや見積もりを出してもらいましょう。

「内装業者と一緒に物件の内見」

内装の見積もりや工事期間を出してくれます。

「すべての見積もりを持って銀行へ」

融資の申し込みをし、面談が終わればお金が振り込まれます。まあまあ時間がかかります。

「物件本契約」

銀行から「融資できますよ」と言われたら物件の契約です。

「内装業者に前金支払い」

銀行からお金をもらったら業者に前金を払います。総費用の1/31/2くらいですかね。そしたら内装工事スタートです。

「近隣店舗に挨拶」

内装工事が始まるとうるさかったり業者の出入りが多かったりします。近隣の方には挨拶しておきましょう。

「食品衛生責任者の資格を取る」

これがないと営業できません。今はEラーニングでもできるみたいですね。

「防火防災管理者の資格を取る」

30席以上の店舗にするなら必要です。そうでなくても取っておいて損はないです。

「保健所に行く」

営業許可を取るために申請に行きましょう。実地調査があります。この予約が結構先まで埋まってるので保健所には早めに行きましょう。この時までに店名は確定しておきましょう。

「消防署に行く」

防火対象物使用開始届出と、消防計画書を作って提出します。後日検査もあります。検査に関しては内装業者さんが詳しいはずです。

「警察署に行く」

お酒メインの店で、かつ24時以降も営業する場合、「深夜酒類提供飲食店営業届」というのを出します。当店は24時閉店ですが出しておきました。選択肢は多い方がいいですからね。この届出地味にめんどくさいです。

「税務署に行く」

個人事業主としての届出を出します。店ができてからでいいと言われていますが、先に出しといた方が楽だと思います。アルバイトを雇うなら「給与支払事務所等の開設届出書」、奥さんがいて、奥さんを働かせるなら「青色事業専従者給与届」を出しておきましょう。

「労基署に行く」

アルバイトを雇うなら「労働保険関係成立届」を提出します。その後ハローワークにも行きます。

「食材や消耗品の発注先と打合せ」

一度資料をもって行きましょう。打合せ必須です。

「そうこうしてるうちにお店完成」

あとはメニュー表さえあれば最低限営業できます。やる事いっぱいありますね~。ただしコレほんとに最低限です。

やっといた方がいい事もいっぱいありますが、それはまた今度。

宣伝になりますが、当店では創業計画書の作成補助、金融機関や業者の紹介、その他アドバイスを受け付けています。一部有料にはなりますが、お気軽にお声掛けください。

水戸市飲食店開業サポート4(お金の話3)

お金の話の続きです。

自己資金が少ない人はやめた方がいいという話をしましたが、「自己資金少ないけど売る自信がある!銀行からたくさん借りる!」という方のために銀行から借りた際の話をしようと思います。

前提として、借りたい額の10%は自己資金(貯金)が無いと貸してくれないと思います。1000万円借りたいなら100万は貯金しておけって話ですね。でもこれは最低ラインです。まさに私自身がこれで、ギリギリ最高額借りた感じです。普通だったらこんな貸してくれないと思います。

なぜ私がこんな借りられたかというと、私のこれまでの経歴、作成した資料、面談時のプレゼン、これらが良かったからだと思います。

私は10年以上飲食店での勤務経験があり、開業しようとしていた店も前職と同じ業態でした。資料も100ページ以上作成し、毎月の損益等も詳しく作成しました(これを創業計画書といいます)。プレゼンに関してはノリです。

ちなみに融資までのおおまかな流れは

①申し込み→②融資の相談(創業計画書の提出) →③内装費や必要経費の確定→④確定した費用を元に融資額の決定→⑤保証会社の人と面談→⑥契約書等の記入→⑦融資という流れです。

②の相談の時、計画書が不十分であれは断られますし、⑤の保証会社の人との面談でも不合格が出る事があります。(保証会社というのは借金の保証人をしてくれる会社のことです。最近は親や兄弟を保証人にはしないそうで、保証会社の利用が必須との事)

そう、けっけうハードル高いんです。実際2つの銀行に融資をお願いしてみたんですが、片方からは半分までしか出せないと言われてしまいました。

自己資金が少ないとこの辺でもつまずいてしまいます。両方の銀行から半分しか出せないと言われてたら、そもそも開業できませんからね。

今まで飲食業で働いていなかった人や、飲食店で働いてきたけど資料作りなんてした事ないって人は創業計画書作りが大変だと思います。

創業計画書づくりはエクセルが使えた方がいいですし、簿記の知識もあった方がいいです。だいたい簿記2級レベルは。エクセルと簿記は開業した後もめちゃめちゃ役に立つので、別に資格を取らなくてもやっといた方がいいと思いますよ(私は資格持ってます!)

もし今まだどこかで働いているのであれば、辞める前に創業計画書作りとそのために必要なスキルの習得をおすすめします。物件が決まってなくてもある程度は創業計画書作れます。

で、物件の目星がついて、計画書仕上げられそうになったら融資の申し込みをして、手応えありそうなら仕事辞めて突き進むだけです。

急いでる人は税理士や、開業サポート会社を利用するのも手かもしれません。私は全部1人でやってしまったので、そういったサービスの使い勝手はよくわかりません。申し訳ない。

ご希望でしたら私が開業のサポートいたしますのでお気軽に店までご連絡ください。

水戸市飲食店開業サポート3(お金の話2)

前回に続きお金の話をしようとおもいます。

開業にはなんやかんや1000万円かかる、と言いましたが、じゃあそのお金どこから持ってくるの?という話です。

私の場合は100万円自己資金で、900万円を銀行から借りました。100万円の自己資金は普通に貯金です。

先に言っておきます、私みたいに自己資金少なめで大部分を銀行に借りようとしてる人、マジやめといた方がいいです。

そのうち月々の利益の計算方法とかも書こうと思っているんですが、900万円の毎月の返済額ってほんと利益を圧迫するんですよ!

借入金は大きく分けて設備資金と運転資金にわけられてて、設備資金が7年で返済、運転資金が5年で返済って決まってるんですね。35年ローンとかじゃないんです。だから毎月10万近く支払続けなきゃいけないんです。

すごい簡単にかつ適当に計算すると、借金返済10万+家賃10万+自分の生活費20万=40万は利益出さなきゃなんです。材料費が30%としたら、60万は最低でも売らなきゃいけない。しかもこれ、人件費や消耗品費など抜きで考えてますんで実際にはもっと売らなきゃいけません。

60万ってきついですよー。コロナの影響はまだまだありますからね。無休で働くとしても毎日2万。お客さん1人が2000円使うとしたら毎日10人。業態にもよりますが水戸では大変です。

コネがあったり、絶対に売れる秘策とかあれば全然オッケーです。昔言われたのが、「100人呼べるようになるまで自分の店を持つな」。口コミとかって時間がかかります。ホットペッパーやってても平日は1組も入らないことはざらです。最初のうちは毎日友達や知り合いが来るくらいにしといたほうがいいと思います。

つづく

水戸市飲食店開業サポート2(お金の話)

これから飲食店をやろうと思っている方の一番の関心ごとは、やはり開業資金ではないでしょうか。

私の場合は、やはり1000千万円くらいはかかりました。商業ビルのスケルトンのテナントを借りたので、結構かかりましたね。

当店は席数17席のダイニングバーです。カウンターだけのバーでしたらこんなかかりませんでしたし、でっかい焼肉屋とかでしたらもっとかかったでしょう。

ですが個人経営の飲食店としてはこんなもんじゃないでしょうか?カフェやレストラン、居酒屋でも同じくらいだと思います。ですので1000万円というのは一つの基準と私は思っています。

居抜き物件を使えば安くなるんじゃないの?と思うかもしれませんが、あんまり期待しない方がいいかもです。

ちょっと前まではコロナ禍で閉店した店があったので、状態や立地の良い居抜き物件があったかもしれません。が、ほとんど大手資本に取られちゃった感があります。

条件の良い居抜き物件かあったら、マジでラッキーです。そこら辺はもう運とか縁とかそういんもんですのですぐ決めちゃった方がいいです。

じゃあ普通の居抜き物は?という話ですが、

これから飲食店を開業し、自分の力で生きていこうとしている人間が、何の手も加えず居抜き物件を使うでしょうか?私なら使いません。自分なりのこだわりがあるばずです。

壁を塗り替えたくなるかもしれませんし、照明にもこだわるかもしれません。そういうのって内装業者や工務店に頼むんてすが、結構お高いんですよ。居抜きゆえの制約も出てくるかもしれませんし、スケルトンの方が手間がかからないパターンもあります。

そうやってなんやかんややっていくと、結構な金額になります。さすがにスケルトンより高くなる事は無いでしょうけど、トータルで800万円くらいは必要なんじゃないかな〜。

その差額を高いととるか安いととるかは本人次第ですね。

それから、1000万円だの800万円だのはトータルで、という話です。店を開くだけであればもっと安いです。てすが店を開いて終わりではありません。開いてからもお金はかかります。お金は多く見積もっておきましょう。