水戸市飲食店開業サポート5(開業までのざっくりな流れ)

今回は開業までの流れの話です。細かい話はしないので、総論みたいな感じですね。

絶対に必要な事を列挙していきます。業態によって変わりますので、あくまでダイニングバーの場合は、で話を進めて参ります。

「店のイメージを思い描く」

これをしないと何も始まりません。ここで創業計画書を作っちゃった方がいいです。店名も仮でいいのでつけときましょう。

「銀行に相談」

創業計画書を持って行きましょう。一度担当の方と話をしておけば今後がスムーズです。

「不動産」

物件を決めます。入居費用を出してもらいましょう。内装業者が決まるまでは仮予約的なものができると思います。

「内装業者選定」

私の場合、ネットの広告に出てる安い業者は取り合ってくれませんでした(忙しかったのかな?)最終的には知り合いに紹介してもらいました。厨房機器や看板なんかもやってくれるなら頼んだ方が楽です。別の業者にするなら別途打ち合わせや見積もりを出してもらいましょう。

「内装業者と一緒に物件の内見」

内装の見積もりや工事期間を出してくれます。

「すべての見積もりを持って銀行へ」

融資の申し込みをし、面談が終わればお金が振り込まれます。まあまあ時間がかかります。

「物件本契約」

銀行から「融資できますよ」と言われたら物件の契約です。

「内装業者に前金支払い」

銀行からお金をもらったら業者に前金を払います。総費用の1/31/2くらいですかね。そしたら内装工事スタートです。

「近隣店舗に挨拶」

内装工事が始まるとうるさかったり業者の出入りが多かったりします。近隣の方には挨拶しておきましょう。

「食品衛生責任者の資格を取る」

これがないと営業できません。今はEラーニングでもできるみたいですね。

「防火防災管理者の資格を取る」

30席以上の店舗にするなら必要です。そうでなくても取っておいて損はないです。

「保健所に行く」

営業許可を取るために申請に行きましょう。実地調査があります。この予約が結構先まで埋まってるので保健所には早めに行きましょう。この時までに店名は確定しておきましょう。

「消防署に行く」

防火対象物使用開始届出と、消防計画書を作って提出します。後日検査もあります。検査に関しては内装業者さんが詳しいはずです。

「警察署に行く」

お酒メインの店で、かつ24時以降も営業する場合、「深夜酒類提供飲食店営業届」というのを出します。当店は24時閉店ですが出しておきました。選択肢は多い方がいいですからね。この届出地味にめんどくさいです。

「税務署に行く」

個人事業主としての届出を出します。店ができてからでいいと言われていますが、先に出しといた方が楽だと思います。アルバイトを雇うなら「給与支払事務所等の開設届出書」、奥さんがいて、奥さんを働かせるなら「青色事業専従者給与届」を出しておきましょう。

「労基署に行く」

アルバイトを雇うなら「労働保険関係成立届」を提出します。その後ハローワークにも行きます。

「食材や消耗品の発注先と打合せ」

一度資料をもって行きましょう。打合せ必須です。

「そうこうしてるうちにお店完成」

あとはメニュー表さえあれば最低限営業できます。やる事いっぱいありますね~。ただしコレほんとに最低限です。

やっといた方がいい事もいっぱいありますが、それはまた今度。

宣伝になりますが、当店では創業計画書の作成補助、金融機関や業者の紹介、その他アドバイスを受け付けています。一部有料にはなりますが、お気軽にお声掛けください。

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